罪悪感、というもの

何をやるにも、罪悪感が付き纏ってしまう時がある。

いつでもというわけではないのだが、例えば、世間一般がそう感じているだろうから、それをやっても間違いではないのだけれど、実際やると罪悪感が心に滲んできてしまうような。

他には、デリバリーを利用してもそんなことを感じてしまうのだ。哀れみとかではない。こんな値段で利用していいのだろうかと、でもそれ以上の額を出すような器量はないのだけれど、何かに罪悪感を抱く。

気にしているのは自分だけだというのに。

 

人のことを気にし過ぎてしまうと言うことは、その本人が思っている以上に利点が少ないのだと思っている。

まず、その行動がどう思われるのか気にしてしまって、何も動けなくなること。誰も、未来の行動が正しいとか、正しくないとかは判断できないのに、「どうせ自分の動きは、失敗だから」と一歩引いてしまうのだ。

そして、自分が気にしているということを、変に勘繰られてしまうこと。「あの人からは変に気にされている。避けられている?」と怪訝に思われ、距離を置かれてしまうこともザラだ。ただでさえ関係修復が苦手な人がそんな状況に陥ったら、なかなかもう動きようがない。

 

だからこそ、自身が一歩踏み出すという行動に対して、どうか罪悪感を抱かずにいてほしい(誰向けているのかはわからないけど。まずは自分がそうならないようにしなければいけない)。その罪悪感は自分を守るためのものでありながら、時には、自分や、他の誰かを傷つけてしまうことがある。

一つ、勇気を出して、その罪悪感を取っ払っていきたいものだ。