それとこれとの違い。自分で考えて納得

ふと、文系、理系の違いにが気になった。

よく文理の話にはなっても、その細かな部分の話には、なかなかならない。大学生が、特に文理それぞれの出身者が交わることはあまりないからか。中高での友人と文理大学で別れて、大学で学んでいることはあまり話さないのかもしれない(理由を考えてみると、大学生も社会人と同じか。プライベートで大学の話をするなよ、みたいな)。

 

いきなり話が逸れてしまった。

今回、書きたかったのは、何をどう文系理系と括っているのかという区分けの話だ。分野か、それとも大学の持つ色がそうさせるのか。個人的にはそんなに分離する必要はないとも思うのだが、少し気になった。それぞれ重要だと思うのに、そっちに行ったからこっちは学べないなんて、不公平じゃないかと。個人的には、どちらの分野もそこそこ好きだったから、一方を勉強できなかったことは、少し心残りに思っている。

 

また、逸れてしまった。

例えば、医学部。これは、何系になるのかと。分野分けすることはなかったが、特段気にしたこともなかったし、でも、一度考えるとどちらになるのかと。だって、人と人とが、体と体で向き合うような仕事のイメージだから。そりゃ、文系だろうと。勝手なイメージなのは理解している。

でも、論文を書くし、数式、数字も頻繁に使う。実態は理系。そういう意味だと当然理系だ。

結果、理系だとのことなんだけど。

 

とにかく、個人的観点だと、曖昧な分野もある。でも、文系、理系で分けるとわかりづらいけれど、「心と理」の分野の違いなのだと考えたら納得できた。文系は、人の心を追い求める。理系はこの世の理を追い求める、と。

 

なんとなくの価値観なのは理解している。

でも、そのイメージだと文系、理系という意味がストンと腑に落ちたのだ。どちらも、際限ない学問に違いない。

学問を追い求める人の心に、終わりなどないから。