あるべき姿

久しぶりに、書きたい全体像があっても、内容が頭に浮かんでこないなと、少し驚いている。まあ、ただ単に頭の中で文章が整理できていないだけではあるのだが、もどかしくも思ってしまっている。

 

過去の自分は、今現在の歳自分に何を期待していたのだろうかとよく思ってしまう。

ああ、そうだよな。思い返すまでもなく、きっとスマートにバリバリ働いて、良い家庭を築いていて、かつ堅実に暮らしているものだと思っていたのだろう。

 

ただ、まあ、はは。実に惨めだ。

毎日ボロボロになって、スマートさの欠片もなく必死こいて仕事して、理詰めで責められて、泣きそうになりながらも歯を食いしばって・・・

思い描いていた歳の人間とは、程遠い。

弱い人間には、本当にきつい社会だと思うんだ。

何事も、強い人間が勝つ。知識や、技術は微々たるもので、物を言わせぬ発言力や、カリスマなど、影響力の高い要素は、勉強では賄えないし、それこそ生まれ持った才能の類とも言える。

 

前者も、後者も足りない人間には、きつい社会なんだ。ましてや、生半可に持っているからこそ、それなりの土俵に上げられ、ただの得点稼ぎの的にされてしまう。

打たれて死ぬだけのモブキャラってことだ。でも、それが嫌だろうと、なんだろうとこのまま突き進むしかないのが、多分俺の人生だ。

 

しんどかろうが、生きていく・・・それしかない。それが俺のあるべき姿なんだろう。きついんだろうけど。きっと、それしかないんだよ。