助けられないことはないか

困っている人がいるとして、自分は、いつでも助けたい側の人間だ。

自分が困っているとして、自分は、助けを拒んでしまう人間だ。

 

助けたい気持ちと、助ける行為は天と地ほどの違いがある。

思うだけ。もしくは、思っていなくても行動に移す。

 

違う。

手を差し伸べられる側の人間は、気持ちがないものと理解していても、どれだけその行為に救われるのか。

気持ちがはないが、いつも助けることと、気持ちはあるが、いつも助けないことは、大きな差があるのだ。

 

俺は、後者だ。あと一歩が出ない。あと一歩が、いつも踏み出すことができないのだ。

 

様々な要因がある。それでも、その一歩は、ほど遠いのだ。助ける人がいないと、その人が傷ついていたといても、おそらくーー自分が傷つきたくないだけなのだろう。あと一歩が遠いのだ。

 

そして、自分が踏みとどまってしまうことで、皆、傷ついてしまう。

 

明日は、あと一歩を踏み出せるのか。ダメじゃないから。

 

色々な思いを飲み込んで、飲み込んで。今ひとつ、前進していきたい。