伝わらないことへの戸惑い

一を伝えて、二までできる人がいれば、一つもできない人もいる。人間人それぞれ。人の特性がどっちに傾こうが、それは個人差であり、選択制でないことは仕方がない部分だ。

ただ、どちらか一方が当然と思ってしまうと、残り一方を見る目が変わってしまう。伝えようと思っていたことが伝わっていないことも然り、伝えたことを伝えた以上に進めてしまうような事柄について、どちらが必ず良いとも限らない。

時と場合にもより、さらに人と外部要因にもよる。すなわち状況による、というしごく利用が容易な言い回しによることでもあるように、非常に臨機応変さが必要とされる。

 

情報伝達は、本当に難しい。特に、『人による』の人は、もちろんその人の性格の部分、日による体調、忙しさなどで大きく異なる。

受け手と伝え手。どちらも人間であり、高等な情報伝達手段を有しながらも、それをうまく使いこなせていないとすら感じる。

現に自分も、コミュニケーションの面で、まだまだだと感じる。もっと、高みを目指して、挫けずに、目の前の一人一人に向き合っていきたい。